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周俊著『中国共産党の神経系』が好評発売中
名古屋大学出版会から5月21日に発売、税込み6930円

周俊『中国共産党の神経系―情報システムの起源・構造・機能―』

 周俊・同志社大学グローバル・スタディーズ研究科助教(前・東京大学社会科学研究所特任研究員)の著書『中国共産党の神経系―情報システムの起源・構造・機能―』が、名古屋大学出版会から2024年5月21日に発売されました。

 現代社会は情報化社会だと、久しく言われてきました。しかし、情報の問題に焦点を当てた中国共産党史研究・中国現代史研究は盛んに行われるどころか、むしろ乏しいのが現状です。一党支配下、社会の実態を掴むべく形作られた制度はどのように作動したのか。本書は歴史研究の新局面を切り開くべく、今日にも通底する、中国共産党の情報収集・利用のあり方を膨大な史料により解明し、中国政治の理解を一新する好著です。

 A5判・478ページ、税込み6930円(本体6300円)です。